ゴジベリーはモデルのミランダ・カーや歌手のマドンナなどが美容のために食べていると広まって注目されました。
ですがブームになる前から私たち日本人は杏仁豆腐の上に乗っている赤い実をクコの実(=ゴジベリー)として既に食べたことがある人が多いのではないでしょうか?
ただ杏仁豆腐以外でなかなかゴジベリーを食べる機会が無いと思いますので今回はおすすめの食べ方や選び方などについて紹介します。
ゴジベリー(クコの実)はそのまま食べられる?
ゴジベリーはほんのり甘酸っぱく若干の苦みがありますが、クセがないので色々な料理との相性が良い食べ物です。
本来生で食べるのがもっとも効果的だと言われていますが、ゴジベリーは保存が難しいので、日本で手に入るのは乾燥させたドライフルーツがほとんどです。
実際に日本でも栽培をしている所がありますが、ほんの一部のため手に入れるのが難しいです
ただしドライフルーツといっても栄養はきちんと含まれているのでゴジベリーの効能は十分に期待できます。ゴジベリーの効果や効能については「ゴジベリー(クコの実)とは?その栄養成分と効果効能や摂取量について」を参考にしてください。
ドライの状態のゴジベリーはそのまま食べても構いません。おやつ感覚で手軽に食べられます。また普段ヨーグルトをよく食べる人はゴジベリーを混ぜて食べるのもおすすめです。
ゴジベリーの効果や効能を得る摂り方
そのまま食べてもゴジベリーの効果や効能を得ることはできますが、もっとも一般的な取り方は煎(せん)じて飲む方法です。
300~500mlの水にゴジベリー大さじ1を入れて沸騰させ弱火で20分煎じます。これだけで「白湯」と「ゴジベリー」の効果が期待できます。
最近は白湯を健康やダイエットなどのために飲んでいる人も多いですが、これにゴジベリーを入れることで栄養価がアップします。
ゴジベリーの味はあまり濃くないので白湯に少し味がついている感じです。ただこの食べ方は面倒だと感じるのであれば、これから紹介する食べ方を参考にしてください。
ゴジベリーのおすすめの食べ方
①ゴジ紅茶
手軽においしくゴジベリーを楽しむならばゴジ紅茶です!蒸らして軟らかくなったゴジベリーはそのまま食べられます。
もちろん紅茶だけでなく、緑茶やウーロン茶、ハーブティーなど他の茶葉でもおいしくいただけます。
【材料】
紅茶のティーバッグ:1個
ゴジベリー:ティースプーン1杯
②ゴジみりん
ゴジベリーをみりんに漬けしたものです。おいしい良質な本みりんで作るとそのまま飲んだり、水割りやお湯割り、ロックでも楽しめます。
※本みりんはアミノ酸たっぷりの発酵食品でもあります。
お肌の調子が悪い時や、疲れた時にはぴったりです。その他煮物や卵焼きなど和食の調味料に使ってもよく合いますよ。
【材料】
ゴジベリー:大さじ1(約7g)
本みりん:1/2カップ(100ml)
【作り方】
ゴジベリーとみりんを密閉できるビンや保存容器に入れて冷蔵庫で半日以上漬けるだけです。みりんにゴジベリーの色が出たら完成!
同じ作り方や容量でゴジベリーとしょう油を混ぜる「ゴジしょう油」もおすすめです。味はほとんど変わらず煮物や和え物などに気軽に取り入れられます。
➂ゴジ梅
食感や色も似ている梅干しとゴジベリーはおにぎりの具やきゅうりに添えるなど梅干しと同じ感覚で使えます。梅干しも栄養豊富ですがゴジベリーを加えることでさらに効果がアップします。
【材料】
ゴジベリー:大さじ1(約7g)
みりん:大さじ1
梅干し(しそ漬け、塩分10%):中5個
【作り方】
1.ゴジベリーとみりんを容器に入れて20分ほど置いてふやかしたら実を取り出す。
2. 1のゴジベリーを粗く刻み、種を除いた梅干しと合わせてなめらかになるまで包丁でたたいたらできあがりです。
④黒ゴマとゴジベリーの炊き込みご飯
黒ごまは薬膳の世界では古くからゴジベリーと同様に不老長寿の食材として親しまれてきました。身体を元気にして足腰を強化したりアンチエイジング効果も高く、特に白髪予防に良いと言われています。
【材料】
米:2合
ゴジベリー:大さじ1(7g)
黒ごま:大さじ1
酒:大さじ1
塩:小さじ1/2
【作り方】
1.米を洗った後で2合分の水を加えて30~1時間置きます。(浸水時間をつくることでふっくら炊き上がります)
2.1にゴジベリー、酒、塩、黒ごまをいれます。
3.全体がなじむようにしゃもじなどで軽くひと混ぜして通常の炊飯モードで炊きます。
4.炊き上がったら、しゃもじで内釜の底から返すようにして全体を混ぜれば完成です。
そのまま食べても良いですが、冷めてもおいしいのでお弁当やおにぎりにして食べるのもおすすめです。これ以外にもゴジベリーにマイタケ(5g)や枝豆(約50g)を混ぜてもおいしいです。
⑤豚肉とゴジベリーの梅しそ巻き
豚肉はゴジベリーと同様に全身を潤す作用があり、肌の潤いアップのほか、のどの渇きや水分不足による便秘解消に有効です。また足腰の衰えや身体の疲れにも効果があります。
【材料】
豚薄切り肉:200g(10枚)
ゴジ梅(③のゴジ梅を参照):50g
しそ:10枚
【作り方】
1.しそをよく洗い、ペーパーなどで水気をふき取る
2.しその茎(先端の部分のみ)を切り落として縦半分に切る
3.豚肉を筋切りする。焼いた時に肉を縮むのを防ぐため、筋(筋肉の硬い部分)に4~5か所包丁で切り込みを入れる
4.3の豚肉を1枚広げて2のしそを2枚のせる
次にゴジ梅を5g分(薄く伸ばせる程度)をしその上に伸ばす。
5.4を端からクルクルと巻いていきます。
このとき少しずつずらしながら巻くと中まで火が通りやすくなります。
残りの豚肉9枚も同様にします。
6.フライパンに食用油を熱して
5を巻き終わりを下にして中火で焼きます。
転がしながら焼き色がついたら完成です!この他にもサラダに混ぜたり、スイーツの材料など色々な料理とゴジベリーは合います。
ゴジベリーは今アメリカで流行っていますがモデルのミランダ・カーはスムージーに入れて飲んだり、アサイーボウルに入れて飲むことが多いようです。
いつもの料理にさっとゴジベリーを加えれば栄養がアップしますので、ぜひ色々試してみてください。
ゴジベリーの正しい選び方と保存方法
ゴジベリーは生で食べるのがもっとも効果的ですが日本でゴジベリーを栽培しているところが少ないのと、保存が難しいので日本で手に入るのは乾燥させたドライフルーツで食べるのが一般的です。
ドライフルーツのゴジベリーでも栄養はしっかりと含まれています。ゴジベリーを選ぶ際の基準として、良質なゴジベリーは赤く、粒が大きくて乾燥状態でもぷっくりとふくらんでいます。
逆に黒ずんだものやシワシワしたものは味が落ちて効能も得にくいので、なるべく良質なものを選びましょう。
保存方法は常温で大丈夫なのですが糖分が多くて溶けるとゴジベリーがくっつきやすくなるので、夏場は冷蔵庫で保存がおすすめです。
おすすめのゴジベリー
ゴジベリーに関してはほとんどが中国産です。
中国産というと心配する方も多いかもしれませんが、ゴジベリーの本場で何千年前から食べられているので良質なゴジベリーを作っているところがあります。その中国でゴジベリーの名産地といえば寧夏(ねいか)です。
寧夏のゴジベリーは粒が大きくて質も良いです。
そして寧夏のゴジベリーの中でさらに質の良いものを選びたいという方には有機(オーガニック)栽培のものがおすすめです。有機(オーガニック)栽培は農薬や化学肥料を使用していません。
おすすめは寧夏産の「オーガニックゴジベリー」です。
この商品は
- 日本の有機JAS認定
- USDA(アメリカ)オーガニック認定
- EUオーガニック認定
3つの機関認定のゴジベリーです。
中国の機関であれば信頼性は?ですが、この3つの機関の厳しい審査を通っているので安心して食べることができます。
無添加、農薬不使用でクコの実の名産地寧夏の契約農園で栽培された大粒で最もグレードとクオリティの高い、希少なオーガニックのドライゴジベリーを使用しているのでおすすめです。
【有機JAS】クコの実 ORGANIC GOJIBERRY (オーガニック ゴジベリー)はこちらから
まとめ
ゴジベリーはそれほど濃い味ではななくあっさりしていて、そのままでも食べることができますがやはり他の料理や調味料などと一緒に摂って美容や健康効果をさらにアップさせましょう。
そして最近のゴジベリー人気で質の悪いものも出回っているので、良い質のものを選ぶようにしてください。
美容や健康に良いゴジベリーをぜひ普段の食生活に摂り入れてはみませんか?