スーパーフードであるノニ植物栄養素は現在275種類あり、そのうち有効成分160種類と果物の中でも断トツの多さです。そのノニの中でも注目の栄養成分は2009年に発見されたイリドイドです。

このイリドイドにはいくつかの特徴あり、多くの効果や効能が期待されている成分です。なぜノニの成分の中でイリドイドが注目されているのか、そして日本企業のイリドイド関連の特許についても紹介します。

イリドイドとは?その栄養成分の種類や特徴

イリドイドは植物栄養素の一種で、植物が自分の体を守るために分泌する防御成分です。近年の研究により、イリドイドには同じ植物栄養素のポリフェノール以上に人間の体を整える働きがあることがわかってきました。

イリドイドは種類が一つではなく複数あり、ノニの実には19種類ノニの葉には10種類イリドイドが含まれていて、その種類の多さは他に類を見ません。

関連記事

ノニの効果効能が注目されている理由!栄養成分やノニジュースの選び方

ノニに含まれているイリドイドの種類

ノニの果実のみに含まれているイリドイド

  • 6α‐ヒドロキシアドキソシド
  • 6β、7β‐エポキシ‐8‐エピ‐スプレンドシド(果実)
  • 9‐エピ‐6‐α‐メトキシゲニポシド酸
  • アスペルロシドメチルエステル
  • ボーレリアゲニン(モリンダシン)
  • 脱アセチルアスペルロシドメチルエステル
  • エピジヒドロコルニン
  • スカンドシドメチルエステル
  • 4-エピ-ズンニシニン
  • スカンドシド
  • 4-エピ-ボーレリアゲニン
  • 6-メトキシゲニポシド酸
  • ゲニポシド酸

ノニの果実・葉両方に含まれているイリドイド

  • アスペルロシド
  • アスペルロシド酸(AA)
  • シトリフォリニンBエピマーa/b (シトリフォリニンB)
  • 脱アセチルアスペルロシド
  • 脱アセチルアスペルロシド酸(DAA)
  • 脱ヒドロメトキシガエルトネロシド(シトリフォリニンA)

ノニの葉のみに含まれているイリドイド

  • シトリフォリニンA-1
  • シトリフォリノシド
  • シトリフォリノシドA
  • シトリフォシド

と、このようにたくさんの種類のイリドイドがノニには含まれています。

①有用植物に含まれる成分

イリドイドはスーパーなどで目にするような食用植物にはほとんど含まれていません。多くが漢方薬草などの有用植物に含まれています。

有用植物とは食用・薬用など、さまざまな用途で人間の役に立っている植物。

ノニ以外にイリドイドが含まれている食べ物
  • サンシュユ
  • サンシシ
  • フタバムグラ
  • ハゲキテン
  • シャゼンシ
  • クチナシ
  • ビャッカジャゼツソウ
  • ゲンチアナ
  • トンブリ
  • オリーブ
  • クランベリー
  • ブルーベリー

この中で食べることがあるのはオリーブオリーブオイルとして摂る)と、ブルーベリーくらいではないでしょうか。

ただオイルだと本当に一握りの良質なエキストラバージンオリーブオイルしか含まれていませんし、ブルーベリーも季節限定なので、なかなか十分にイリドイドを摂ることは難しいです。

ですがノニであればイリドイドが断トツで多く含まれているだけではなく、年4回ほど花を咲かせ実を付けるので1年中収穫ができて、ノニジュースなどでたっぷりと摂ることができます。

②熱や光に強く壊れにくい

ポリフェノールなどの植物栄養素は熱や光に弱く、時間が経つと壊れてなくなってしまう傾向にあります。そのためポリフェノールがたっぷり含まれていると言われる果物でも、実際に食べる際にはほとんど含まれていない場合もあります。

ところが、イリドイドは「イリドイド配糖体」という特殊な形で存在しているため、熱や時間による劣化がほとんど見られず安定しています。

➂体内で活性化

イリドイド配糖体は体内に入ると消化酵素によって「活性イリドイド」に変わります。

このような貴重な成分のイリドイドにはどのような効果効能が期待できるのでしょうか?

イリドイドの効果や効能!注目は抗糖化作用

イリドイドには

  1. 抗酸化作用
  2. 細胞修復作用
  3. 解毒作用
  4. 抗糖化作用(または抗AGE作用)

などの効果や効能が期待されていて、多くの病気や症状を予防・改善する効果があると言われている成分です。

この中で現在注目されているのが抗糖化作用(抗AGE作用)です。

これまで老化の原因と言われていたのは

  • 活性酸素による酸化
  • 光老化(紫外線)
  • 加齢

と言われてきました。特に活性酸素の酸化による老化は病気になる可能性も高く、過剰な活性酸素の増加を減らすことが一番の対策と言われていました。

それが近年の研究により細胞の「酸化と並んで細胞の「糖化が注目されています。糖化とは体内で使われなかったタンパク質が結びつく現象です。

※糖は砂糖だけでなく、ご飯やパンなどの糖質なども含まれます。

そして糖化によって体内で大量に作られる悪玉の物質を「AGE」と呼ばれています。糖化により老眼シワ・シミ・たるみなどの原因になるだけでなく、糖化によって発生したAGEが血管に蓄積すると、

  • 心筋梗塞脳梗塞
  • 糖尿病、高血圧などのの生活習慣病
  • 骨粗しょう症
  • 白内障
  • ガン

となる可能性が高くなります。糖化の具体的例としてはタンパク質を多く含む牛乳や卵に砂糖を混ぜて焼く、ホットケーキやパンケーキのような食べ物です。

こんがりと褐色に変化してとてもおいしそうに見えますが、この反応が糖化反応(またはメイラード反応)です。その他にもタンパク質が多い肉を焼くと糖化が起こりAGEが増えてしまいます。

つまり

  • 酸化は体の「サビ
  • 糖化は体の「コゲ

と表現されます。

以前は酸化の方が注目されていましたが、近年は糖化の方が体に悪影響を及ぼす可能性が高いと言われています。

この糖化の対策としてノニに含まれるイリドイドが「抗糖化作用」がある成分として注目されています。(さらに抗酸化作用もあります)

そしてノニと糖化(AGE)に関する下記の研究も進められています。

ノニジュースなどの販売会社モリンダと久留米大学 山岸 昌一教授との共同研究においてノニ植物にAGE起因の炎症を抑える可能性があると2016年10月21日発行『Current Pharmaceutical Design』誌に発表しました。

抗糖化として抗酸化両方の効果が期待できるのがイリドイドです。

ぜひ健康だけでなく美容のためにイリドイドを積極的に摂るようにしましょう。

イリドイド関連の日本の主な特許情報

注目の成分イリドイドの研究は様々な企業が行っています。

その研究は多用で、その活用範囲の広さからも、イリドイドの将来的な可能性が見えてきます。

イリドイド関連の日本の特許情報

  • 老化皮膚改善(花王)
  • 抗酸化作用に優れたイリドイド化合物(資生堂)
  • 透明感を与え、安定したメイクアップ化粧品(鐘紡)
  • 副作用が少なく、長期にわたって摂取して安全な医薬品(小林製薬)
  • 安全性の高い安眠誘導剤(ミツカン)
  • 老化防止又は抗動脈硬化のために有用な、ヒト又は動物用食品、医薬品(日本新薬)
  • 抗炎症剤、抗自己免疫疾患剤(科学技術振事業団)
  • 抗薬剤耐性菌剤と抗クラミジア剤(科学技術振興事業団)
  • 抗マラリア薬(三栄源エフエフアイ)
  • B型肝炎ウイルス(HBV)感染の予防及び治療用薬学的製剤(中外製薬)
  • 重篤な副作用を伴うことない血管新生阻害作剤(ツムラ)
  • 脳神経細胞障害に対する治療薬(カネカ)
  • 損傷毛髪を修復させる染毛剤(ライオン)
  • 皮膚や毛髪に対する損傷が少なく、堅ろう性にすぐれた染毛剤(三省製薬)
  • 光老化のしわ形成抑制、美白・炎症におけるエラスターゼ阻害剤(モリンダ)

このように有名な大企業がイリドイド関連で特許を申請するところももちろんですが、その種類も幅広いです。

この貴重な栄養成分のイリドイドのおすすめ商品があります。

イリドイドおすすめ商品のマキシドイド

実はイリドイドには800種類以上あると言われていますが、異なった原料から抽出したイリドイドを組み合わせることによって、そのパワーが進化することがモリンダの研究によりわかっています。

モリンダはタヒチアンノニジュースを販売していますが、そのジュースの中にも60mlあたり、30㎎のイリドイドが含まれています。

ですが、それ以外にも良質な原料を見つけてたくさんの種類が混ざっているイリドイドのジュースを開発しました。

それが「マキシドイド」です。

このマキシドイドにはノニに含まれているマキシドイド以外に

  • ブルーベリー1種類
    モノトロペイン
  • オリーブ5種類
    オレウロペイン
    6-O-オレウロペインサッカロース
    リグストロシド
    オレオシド-7, 11-ジメチルエステル
    オレオロシド
  • クランベリー2種類
    「10-p-トランス-クマロイル- 1S-ジヒドロモノトロペイン 」
    「10-p-シス-クマロイル- 1S-ジヒドロモノトロペイン」
  • セイヨウサンシュユ8種類
    「ロガニン 」
    「ロガニン酸 」
    「スエロシド」
    「コルニシド 」
    「モロニシド」
    「コルニン 」
    「7‐O-エチルモロニシド 」
    「スエルチアマリン 」

ノニの果実のイリドイド19種類ノニ以外の植物のイリドイド16種類合計35種類イリドイドマキシドイドには含まれています。

そして種類が多いだけでなく、60ml当たり、120㎎とモリンダのノニジュース4倍の量のイリドイドが含まれています。

ぜひ一度イリドイドをお試しください。

モリンダ・マキシドイド(Amazon)

まとめ

2009年に発見されたイリドイド

  1. 抗酸化作用
  2. 細胞修復作用
  3. 解毒作用
  4. 抗糖化作用(または抗AGE作用)

などの効果が期待されますが、植物の中でもイリドイドが豊富に含まれているのがノニです。

の果実には19種類ノニの葉には10種類イリドイドが含まれています。

漢方にも使用されるイリドイドですが、ノニ以外はブルーベリーやオリーブなどごくわずかの植物にしか含まれていません。現在日本企業でも幅広く活用していて特許も多く取得されています。

比較的新しく発見された成分なので、まだまだ研究段階ではありますが、将来的にも多くの可能性が期待されています。ノニは年に4回も花が咲き実をつけるという生命力と繁殖力がある他の果物にはない特徴があります。

しかも希少な成分であるイリドイドをたくさん含むノニジュースやイリドイドに特化した「マキシドイド」をぜひ普段の食生活に摂り入れてみてはいかがでしょうか。

モリンダ・マキシドイド(Amazon)

関連記事

ノニの効果効能が注目されている理由!栄養成分やノニジュースの選び方