チアシード 種

チアシードはスーパーフードの中でも代表的な食べ物で、海外のセレブから日本のモデルや女優さんも美容や健康のために取り入れています。

今回は実際に作ってみて「おいしい!」(または「ちょっと失敗かも」)というチアシード入りの食べ物や飲み物を紹介しますので参考にしてくださいね。

チアシードの定番の食べ方

チアシードは基本水で戻してから食べるのがおすすめです。

詳しくはチアシードの正しい食べ方!そのままだと発芽毒の危険があるの?で紹介しているので参考にしてください。

①《チアフレスカ》

海外でチアシードの定番の食べ方といえば「チアフレスカ」ですがご存知ですか?

おしゃれな名前ですがチアシードを入れただけの簡単な飲み物です。

本来「チアフレスカ」はチアシードを水に浸けてジェル状になったものを指します。

ですが、最近はチアシードを水やココナッツウォーターに入れてさらにお好みでハチミツや、レモン(果汁)、ライムなどを入れてお店で「チアフレスカ」として提供しているところもあります。

水にチア―シードを入れて15~20分程度でやわらかくヌルヌル状態になります。

私は外出するときに緑茶やウーロン茶を水筒に入れて出かけますが、チアシードを3つまみ程度入れて持っていくことが多いです。

味も変わりませんし、食感がおもしろいので一度試してみてください。

チアシードの1日の摂取量は「大さじ1杯」程度がおすすめですが

※その理由はチアシードのカロリーや1日の摂取量についてを参照ください。

チアフレスカの場合も多くて大さじ1杯程度、他の食べ物でもチアシードを摂るという人は私のように数つまみ程度でも良いです。

水筒に水やココナッツウォーターを入れて持っていく場合は、チアシードが底に沈んでいるので必ず振ってから飲んでくださいね。

②《チアシードを紅茶やコーヒー、ジュースに入れて》

チアシードは水以外にも温かくても冷たい飲み物ちらでも合います。

チアシードに含まれる注目の栄養成分αリノレン酸は熱に弱いのですが、温かいコーヒーや紅茶に入れる程度であれば全く問題ありません。

詳しくはチアシードの正しい食べ方!そのままだと発芽毒の危険があるの?で加熱のことについても紹介しているので参考にしてください。

写真では熱い紅茶にいれたチアシードですが少ししか見えないですね。

ほとんどのチアシードが底にたまって、浮くのはほんの少しだけです。

スプーンなどかき回すものを用意してください。

また熱い紅茶やコーヒーにチアシードを入れてもしばらくは固い状態なのですが、やわらかくなるまで待つと今度は飲み物が冷めてしまいます。

お湯を沸かしている間にチアシードを水に浸しておくことをおすすめします。

量はお好みで入れてみてください。私は2,3つまみ程度にしています。

温かいスープやみそ汁に入れても大丈夫です。

その場合は火を止める少し前に入れるようにしましょう。

③《チアシードin ヨーグルト》

これはアメリカでも定番の食べ方ですね。

ヨーグルトにチアシードを浸けるとやわらかくはなるのですが、水のように15分程度ではなく数時間かかるので、夜のうちにチアシードをプレーンヨーグルトに浸けて冷蔵庫に入れて朝食べるのがおすすめです。

このままだと甘さがないので健康のためにも砂糖を入れるのではなく、季節の果物やオリゴ糖(はちみつ)などを入れて食べましょう。

ヨーグルトにチアシードを入れたら、そのままだと固まってしまうので、しっかりとかき混ぜましょう。

  • チアシードに含まれる食物繊維
  • ヨーグルトの乳酸菌
  • 善玉菌のエサになるオリゴ糖

これらの腸内環境を改善してくれる成分を同時に摂ることができるので免疫力アップや便通改善の期待ができますね。

④《チアシードプリン》

通常プリンは牛乳に卵をいれるますがチアシードプリンは卵を入れずに作ります。

これも海外では定番の食べ方ですが、私は結構失敗します(笑)

【分量】
チアシード:大さじ1杯
牛乳(または豆乳):60cc
オリゴ糖:適量

※オリゴ糖の代わりにはちみつやメープルシロップもおすすめです。

作り方は容器に牛乳とチアシードを混ぜて冷蔵庫に入れて一晩置きます。

食べる前にオリゴ糖やはちみつをかければできあがりです。

こんな簡単なレシピなのですが、よく失敗します。

その理由は

①牛乳(豆乳)の量を間違えて増やしてしまうと、牛乳は固まりません。

ちゃんと60cc以上にならないようにしましょう。

②チアシードを牛乳に混ぜるとほとんどが底に沈みます。

なので全体的に広がるようにかき混ぜてから冷蔵庫に入れるのですが

結局時間がたつとまた底に沈んでしまいます。

夜に作って朝食べようとすると底の方にカエルの卵のような状態のかたまりができていることが多いです。

そして上の部分は固まらず液体のままなので、単に牛乳にチアシードを入れたものを飲んでいるだけです。(しかもチアシードは底に沈んで固まった状態)

このようにならないようにするには1時間おきに、かき混ぜる必要があります。

となるとやはり夜作って朝食べるというのはあまりおすすめできません。

それにチアシードプリンといっても一般的なプリンのような食感ではなく、ヨーグルトのような感じです。

牛乳にチアシードを入れてタピオカ感覚で飲むか、本格的ににプリンを作って、その中にチアシードを入れてみるのも良いですね。

⑤《チアシードパンケーキ》

これも簡単です。

ただパンケーキ(ホットケーキ)のレシピにチアシードを入れるだけです。

まず牛乳と卵をチアシードを入れて混ぜます。

チアシードがやわらかい方が良い場合はここで少しそのまま置いて(20分程度)

それからパンケーキミックスを入れて混ぜて焼くだけです。

チアシードの黒いつぶつぶは見てわかるのですが、やわらかくしてから焼くとチアシードの食感がほとんどわかりません。

チアシードのヌルヌルやつぶつぶの食感が苦手の人におすすめです。

⑥《チアシードドレッシング》

チアシードをサラダに生でそのままかける」という食べ方を紹介しているところがありますが、そのままよりも水に浸した方がよいので、それをサラダにかけるか、手作りドレッシングに入れて食べるのがおすすめです。

【分量】

チアシード   :小さじ2
グレープフルーツ:1/2個
オリーブオイル :大さじ3
白ワインビネガー:大さじ3
砂糖        :  小さじ1
塩       :少々
粗びき黒コショウ:少々

チアシードを10倍程度の水に浸した(15分程度)あとに全ての材料をボウルに入れて混ぜ合わせるだけです。

容器に入れて冷蔵保存すれば、サラダを作るたびにいちいち水で浸すよりもチアシード入りドレッシングをかけるだけなので簡単です。

ドレッシングは冷蔵保存で1週間程度で使い切るようにしましょう。

まとめ

無味無臭のチアシードは何でも合います。

また熱に弱いと紹介している記事もありますが高温の揚げ物や何時間も煮込むという料理でなければ、スープやみそ汁など温かい食べ物に入れても大丈夫です。

スーパーフードで1番人気だけあって美容や健康に良い成分がたくさん含まれているので、色々な料理に入れたいところですが
大さじ1杯(多くても2杯)が適量なので食べ過ぎには注意してくださいね。

※詳しくはチアシードのカロリーや1日の摂取量についてを参照ください。