桑茶が最近かなり人気が出ていますね。
ノンカフェインで病気の予防だけでなく、美容やダイエット効果もあると言われている桑茶。
商品もたくさん出ていますが値段だけで選ぶのではなく、商品のタイプや産地、無農薬など品質良い桑茶を選びましょう。
今回は正しい桑茶の商品の選び方とともにおすすめの桑茶を紹介します。
桑茶の正しい選び方!タイプや産地をチェック
桑茶の原料の桑の葉はカイコ(蚕)が食べることで知られていますね。
そのカイコは桑の葉以外の葉ではシルクの原料となる糸を作り出すことができないどころか、成長する前に死んでしまうそうです。
あの肌触りの良い高級感のあるシルクの元をたどると「桑の葉」というところに何か神秘的なものを感じてしまいます。
そして実際にシルクの品質にもランクがあるように、桑茶も良い品質のものを選びたいですね。
では桑茶の選ぶポイントをいくつか紹介します。
①産地
昔は桑畑は日本のいたるところにあり、「桑畑」の地図記号まであったほどです。
それが段々と桑畑が減少して、今ではあまり見ることができなくなってしまいました。
ですが、桑茶の効果や効能が注目されて多くのメーカーで商品を販売するようになってきました。
その中でチェックしたいのが産地です。
特に安い商品には産地が書いていません。
そのほとんどが外国産です。
全ての外国産が悪いというわけではありません。
ですが「産地の記載がない=生産者の顔が見えない」ためあまりおすすめできません。
日本産の桑茶もたくさんあり、外国産よりも多少金額が高いです。
ただ、緑茶の高級ブランドなどと比べるとはるかに手に入りやすい価格で販売されています。
②無農薬・無添加
緑茶など多くのお茶は高級なブランド品でも結構農薬を使ったりしている場合が多いです。
一方で桑茶は比較的無農薬・無化学肥料でも栽培しやすいため日本でもJASの有機栽培認証を受けている桑茶も数多く見られます。
有機(オーガニック)栽培の桑茶の場合は必ずパッケージに記載されていますので必ずチェックしましょう。
また一部に桑の葉以外の原料や添加物を使用している商品がありますが、100%桑の葉を使用したものを選んでください。
➂商品のタイプ
①の産地と②有機栽培をチェックするだけでも良いのですが、商品のタイプにもこだわりたいところです。
現在桑茶は
- 茶葉
- ティーバッグ
- 粉末
この3種類のタイプがあります。
その中でも桑茶の豊富な栄養成分を丸ごと摂ることができるのは「粉末タイプ」です。
他のタイプはどうしても栄養成分が茶葉やティーバッグに残ってしまいます。
それだと、同じ量の桑茶を飲んだとしても効果が半減してしまいます。
実際に茶葉やティーバッグタイプで高品質の桑茶はあるのですが、やはりおすすめは粉末タイプの高品質な桑茶を選びましょう。
また、桑茶のパウダータイプは味にクセがないので、お茶として飲むだけでなく、料理やお菓子の材料として混ぜることでヘルシーな食べ物に早変わりします。
それでは次におすすめの商品を紹介します。
桑茶おすすめ商品5点!
①里山屋 桑の葉茶 桑の葉 粉末パウダー
こちらは徳島県産の桑茶のパウダータイプです。
無農薬はもちろんのこと、原料の桑の葉を低温で丁寧に焙煎し石臼で粉末に仕上げました。
低温で焙煎することにより栄養成分を損なわずに済むのがうれしいですね。
里山屋 桑の葉茶 桑の葉 粉末パウダー【桑葉100%/徳島産・無農薬】 200g
②「諸木農園 有機粉末桑茶」
販売されている無農薬桑茶の中でもJAS(日本農林規格)の有機認証のための厳しい審査を通った商品の方が安心です。
「諸木農園 有機粉末桑茶」は鹿児島県産の桑茶で平成28年有機JAS認証を取得しています。
実はJASの有機認証を受けている食べ物でも一部の農薬の使用を認めています。
つまり完全な無農薬でなくても有機認証を受けることができます。
ですが諸木農園の桑茶は「完全無農薬・無化学肥料」です。
また、添加物も一切含まれていない桑の葉100%の桑茶です。
➂万象堂通販 桑の葉茶 粉末
熊本県で栽培された無農薬栽培の桑茶です。
おすすめポイントは桑茶特有の成分であるDNJの量が他の桑茶と比べても多い点です。
DNJはデオキシリノジリマイシンのことで、
- 血糖値の上昇を抑える
- 糖分の吸収を抑える
- 脂肪の蓄積も防く
- 代謝を良くする働き
といった特徴がある成分です。
通常の桑茶には100g当たり、DNJが120~130㎎含まれています。
ですが「万象堂通販 桑の葉茶」には345㎎もかなりの量のDNJが含まれています。
また食物繊維の量も他の商品よりも多いです。
④「糖煎坊(とうせんぼう」
愛用者が300万人突破している一番売れている桑茶が「糖煎坊」です。
こちらは自然が豊富で水がキレイな滋賀県の永源寺の近くで栽培されている無農薬・無添加の桑茶です。
スティックタイプなので外出先にも持っていけるのがとても便利です!
高品質なのに価格も1,000円未満と買いやすいので人気があります。
また、たくさん買えば買うほど安くなるので、桑茶をたくさんのみたいという人におすすめです。
青汁から乗換える方急増中!国産桑の葉茶「糖煎坊」はこちらから
以上桑茶おすすめの5品を紹介しました。
これらは全て品質が高い桑茶ですのでどれも選んでも大丈夫です。
後は内容量や価格、持ち運びたいならスティックタイプにするなど、何を重視するかでお選びください。
桑茶の効果や効能について
桑の歴史はとても古いです。
約1800年前の中国の古い薬物書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」にも桑の薬効が書かれ、古くから生薬(しょうやく)・漢方として用いられてきました。
桑が一般的になったのは、鎌倉時代に臨済宗の開祖であった栄西禅師が「喫茶養生記」で桑茶について
「水をいくら飲んでものどの渇きを覚える飲水病(糖尿病)に三・五日で必ず験あり」
と記し、桑茶は健康に良いとされ、多くの人々に愛用されるようになりました。
かなり昔から健康に良いと言われていたのですね。
桑茶の効果や効能はたくさんあり、詳しくは
桑茶の効果効能がスゴイ!注目の栄養成分とダイエットに良い理由!副作用は?
で紹介していますので、こちらでは簡単にまとめたものを紹介します。
【健康維持・病気の予防効果】
- DNJ(桑茶独自成分)
- Q3MG(桑茶独自成分)
- γ‐アミノ酸(GABA)
- 抗酸化成分(SOD酵素、βカロテン、ビタミンA、C、E)
など
【美肌効果】
- Q3MG
- SOD酵素、
- βカロテン
- ビタミンA、C、E
など
【ダイエット効果】
- DNJ
- 食物繊維
- カリウム
【抗ストレス・リラックス】
- γ‐アミノ酸(GABA)
- BCAA(イソロイシン、ロイシン、バリン)
- アスパラギン酸(非必須アミノ酸)
- トリプトファン(必須アミノ酸)
【腸内改善・整腸作用】
- 食物繊維
【滋養強壮・疲労回復】
- アルギニン
- アスパラギン酸
- BCAA
- 亜鉛
- ビタミンB1
【貧血の予防・改善】
- 鉄分
- ビタミンB12
- 葉酸
- ビタミンC(鉄の吸収をアップさせる)
- 銅
といったさまざまな効果が期待されているのが桑茶です。
今までは青汁といったらケールや大麦若葉といった原料が多かったです。
ですが最近ではケールや大麦若葉よりも栄養価が高く、飲みやすい桑茶を原料とした青汁も増えています。
まとめ
実際に私はお茶の中でも桑茶だけは毎日飲んでいます。
初めて飲んで1か月くらい経った時に肌がスベスベになるのを感じました。
それまでは緑茶を良く飲んでいたのですが、その時には美肌に関しては何も感じませでしたので、明らかに美肌効果は桑茶によるものです。
現在桑茶の独自成分の研究などが進んでいますが、まだまだ解明されないことが多いです。
ですがもともと生薬や漢方としても利用される桑の葉を原料とした桑茶には本当に多くの効果が期待できます。
もしかすると今後新しい発見もあるかもしれません。
そんな桑茶もできるだけ品質の良いものを選びたいですね。
おすすめ品は
里山屋 桑の葉茶 桑の葉 粉末パウダー【桑葉100%/徳島産・無農薬】 200g
nichie 島根県産 有機 桑の葉 青汁 100% 粉末 100g
これらは国産で無農薬、パウダータイプといった共通点がある高品質のお茶です。
あとは成分や製法、スティックタイプ、価格に若干違いがあります。
ノンカフェインで味もクセがなくとても飲みやすいお茶です。
小さなお子さんからご年配の方、そして妊婦さんも安心して飲めるお茶が桑茶です。
ぜひ毎日の生活に桑茶を摂り入れてみてくださいね。